E₀/Δ＝-2.5の場合は、E/Δ=-0.214に0s状態の束縛状態がただひとつあります。E₀/Δ＝-2.5の場合のハイドロンのエネルギー準位を、E₀/Δ＝-2.5を底点とした調和振動子型ポテンシャルでのエネルギー準位と比較したものが以下の通りです。1s以上の状態は非束縛状態となり、p状態以上はすべて非束縛状態となります。


　E₀/Δ＝-2.5の場合のハイドロンのポテンシャル曲線とエネルギー準位をプロットしたものが以下の通りです。r₀/r=1が核子表面で、これより内側で調和振動子型となり、外側で1/r³型となります。外側の点線の放物線は調和振動子型ポテンシャルの曲線を延長したものです。


　0s状態の波動関数は以下のようになります。