てんびん座α


回折像解析ソフトdifr01.exe
およびPaintShopPro7により作成。
原画像の2倍に拡大表示。

成分等級スペクトル型離角位置角
A2.74A3W−−
B5.19F3X231.1314


　これだけ離角が大きいと、あまり見応えのある重星ではありませんが、一度は見ておきたいものです。主星の方がα2といわれ、伴星の方がα1といわれています。Wikipediaによると、主星・伴星とも分光連星で、主星と伴星の間は5400AU離れていますが、重力的に束縛しあっているので、てんびん座αは全体として4重連星系となっています。



　下の画像は、NexImage5でExposureを1/5秒にしてビニング4で撮影した動画をスタック処理した後、トリミング等で余分な光点を取り除いた画像です。