こと座ε


回折像解析ソフトdifr01.exe
およびPaintShopPro7により作成。
原画像の2倍に拡大表示。


成分等級スペクトル型離角位置角
ε14.67A3X+F0X
ε24.56A6X+A7X207.9171


成分等級スペクトル型離角位置角
ε1A5.15A3X
ε1B6.10F0X2.3346


成分等級スペクトル型離角位置角
ε2A5.25A6X
ε2B5.38A7X2.476




 ダブル・ダブルスターと呼ばれている有名な重星です。ε1とε2は広角の重星ですが、その各々が離角2″少々の重星になっています。しかし、好条件に恵まれないと分離しにくいでしょう。北側のほうがε1です。
 下の画像は、NexImage5でExposureを1/5秒にしてビニングなしで撮影した動画をスタック処理した後、色調整、トリミング等をした画像です。
 ε1、ε2とも分離するには至らず、長円形の星像となっています。


 ε1、ε2の同時撮影ではうまく分離しなかったので、ε1、ε2を別々に撮影してみました。ε2は動画上でも分離が確認できましたが、ε1は光度差があり分離が難しかったです。