とも座ｋ


回折像解析ソフトdifr01.exe
およびPaintShopPro7により作成。
原画像の2倍に拡大表示。

成分等級スペクトル型離角位置角
A4.40B6X−−
B4.62B5X10.2317


　おおいぬ座ηの北東約4°にある等光の重星です。南の低い場所に見えますが離角が大きいので分離は容易です。冬の安定しない気流のもとでもコンスタントに美しく見える重星です。北北西約4゜のところにあるとも座ｎと比較してみると面白いでしょう。離角はほぼ同じ等光の重星ですが色相が全く異なります。観望したときは、青みが強く感じられたので、上のイメージは、両星のスペクトル型をO6、O5として描きました。本来のスペクトル型で描くと下のようになります。



　下の画像は、NexImage5でExposureを1/5秒にしてビニング4で撮影した動画をスタック処理した後、トリミング等で余分な光点を取り除いた画像です。