へび座δ


回折像解析ソフトdifr01.exe
およびPaintShopPro7により作成。
原画像の2倍に拡大表示。

成分等級スペクトル型離角位置角
A4.17F0W−−
B5.16F0W4172


　離角、光度差ともにいかにも重星らしいペアです。Wikipediaによると、離角66秒のところにも14等級と15等級で離角4秒の重星があり、全体として4重星となっていますが、小口径では到底とらえられません。長周期の連星で、Wikipediaでは公転周期3200年となっていますが、StelleDoppieによると公転周期は1000年程度のようです。いずれにせよ、離角はわずかずつではありますが減少しています。
　下の画像は、NexImage5でExposureを1/10秒にしてビニング2(上)およびビニングなし(下)で撮影した動画をスタック処理した後、色調整、トリミング等をした画像です。今年はてんびん座の木星を起点に導入することができます。