初期戦略
フランス国内には、失業者が大量に溢れ返っていたので、出生率にマイナス修正がかかっていることから、全失業者ＰＯＰを兵士に変換した。また、シナリオ開始と同時にイェブチで布教所の建設を開始した。外交方針は英露との関係改善を基軸とすることとした。1836年2月15日、ロンドン条約について、イギリスは署名すると選択したのに対して、我が国とオーストリア、プロイセンは署名しないと選択した。結果、オランダはベルギーについて半自治を認め、ベルギーを衛星国とした。この頃、北米大陸では、テキサスがメキシコからの独立を企て戦争となっていたが、1837年1月22日、アマリロとヒューストンのメキシコへの割譲とともに屈辱的和平を結ばされて独立戦争は終結した。
チュニス戦役(1837.05.25-1837.08.24)
スペイン調停軍がリヨン湾から対岸のボーヌに渡海してアルジェリア軍と合流した。一方、スペイン調停軍が下船した後、地中海艦隊は北部方面艦隊とイギリス海峡で合流し、第１軍団を載せるとガベス湾に向かった。1837年5月25日、我が国はチュニスに植民地戦争の宣戦を布告し、 第１軍団がガベスに上陸した。一方、アルジェリア軍とスペイン調停軍は首都チュニスを攻撃した。ガベスとチュニスを占領後、第１軍団はジェリドに、アルジェリア軍はスーサに、スペイン調停軍はアフリカヤに向かい、これらも占領した。1837年8月24日、全土占領されたチュニスは首都以外の全プロヴィンスの割譲に応じた。こうして我が国は、北アフリカ内陸部への前哨基地を得た。
第二次エジプト・トルコ戦争
1838年2月20日、オスマントルコがエジプトに宣戦布告し、2回目のオリエント危機が発生した。エジプト支持を選択したら、エジプトから軍事同盟の要請があったので、早速エジプトと軍事同盟を結んだ。一方、イギリス、オーストリア、プロイセンがオスマン帝国支持を選択した。しかし、その後、オスマントルコからも軍事同盟の要請があったので、これも受諾した。結局、我が国は敵対する双方に対して軍事同盟を締結するという二枚舌外交をすることとなった。
1839年9月27日、我が国の科学者が観念論を開発して国威+150を得て、チュニス戦役で低下した国威を回復した。北米大陸では、テキサスがアメリカに州としての加入を願い出たが、アメリカ合衆国はテキサスを準州として加えようとしたので、テキサスはアメリカへの合邦を拒否して独立を選択した。1840年1月1日には、交易所の工事がイェブティで完了し、さらに国威を稼いだ。イタリア半島では、サルデーニャ・ピエモンテがパルマ、モデナ、ルッカを併合し、イタリア半島で一大勢力に成長していた。史実では、フランスがサルデーニャ・ピエモンテとの協調戦略をとったために、英露墺との関係悪化を招き、さらに統一イタリア王国という一大勢力の誕生を許してしまったので、このＡＡＲではサルデーニャ・ピエモンテを衛星国化することとした。そこで、我がフランス政府は、1841年4月7日、サルデーニャ・ピエモンテに対して宣戦を布告した。アルジェリア軍とスペイン調停軍がトリノに向かい、第１軍団がサヴォナに上陸した。サヴォナの占領が完了すると第１軍団はアレッサンドリアに向かい、アレッサンドリアも占領した。アルジェリア軍とスペイン調停軍が戦闘に勝利し、トリノも占領すると、さらにノヴァラに向かった。海上ではフランス海軍がサルデーニャ・ピエモンテを撃退した。ノヴァラの占領も完了したところで、1841年8月22日、サルデーニャ・ピエモンテに衛星国化を求めたが拒否された。1週間後の二度目の和平提案も拒否され、その上トリノも奪還されたので、トリノで再度フランス軍はサルデーニャ・ピエモンテ軍と戦うこととなった。この戦闘で勝利し、再度トリノを占領すると、10月8日、三たび衛星国化を求めると、サルデーニャ・ピエモンテはこれに応じ、我がフランスの属国となった。また、サルデーニャ・ピエモンテが属国となったことで、我が国は、シャンベリ、アヌシー、ニースを中核州として獲得した。
唐山割譲
工業を発展させるに当たり、我がフランスは国土のわりには鉄や石炭が隣国のプロイセンに比べると少ないことがわかった。アジアでは、アヘン戦争でイギリスと中国が争っていたが、主に中国南部で戦闘が繰り広げられていたので、首都北京を含む北部は手薄な状態になっていた。北京に隣接する唐山は鉄の産地であったので、フランス政府は唐山の奪取を企て、1842年10月2日中国に植民地戦争の宣戦を布告した。歩兵部隊が5部隊、唐山に上陸すると、僅かに残っていた中国陸軍が攻撃を加えていたが、非文明国の少数の軍隊などは敵ではなく、たちまち撃退され、11月14日、唐山の占領が成った。翌日、中国に唐山割譲を提案したが拒絶されたので、1部隊を唐山に残して4部隊で北京攻略に向かった。1843年1月7日、北京が占領されると、中国は唐山の割譲に応じ、第一次対中植民地戦争は終結した。
戦後処理
中国から割譲させた唐山には、失業者が溢れかえっており、鉱山の拡張をしても失業者が余るという有様であった。我がフランスは出生率にマイナス修正がかかっていることから、中国人失業者ＰＯＰを兵士に変換して不足分を補うこととした。
ヒューストン購入
メキシコとアメリカの間でかろうじて独立を保っていたテキサスは、1842年9月20日、メキシコに再併合された。これを見て、我が国は、アメリカの台頭を少しでも妨害するために、メキシコに技術支援を行い、交換としてヒューストンを購入した。
第一次米仏戦争(1844.10.11-1845.05.17)
1844年10月11日には、メキシコがアメリカ合衆国に対して宣戦を布告し、第一次米墨戦争が勃発した。1845年1月19日、メキシコから我が国への軍事同盟の要請があり、我がフランスはこれを受諾し、メキシコの側についてアメリカ合衆国に宣戦を布告した。メキシコはテキサス再併合で勢いづいたのか、アメリカ南西部に侵攻してプロヴィンスを次々に奪取していった。そのせいでアメリカは南西部に兵力を割かれ、首都ワシントンを含む北東部が無防備となっていた。そこで、地中海艦隊と北部方面艦隊は大西洋を横断し、1845年2月10日、チェサピーク湾に到着すると、第１軍団はワシントンに上陸して占領した。その後、ワシントンで兵を三手に分け、さらにソールズベリーとフィラデルフィアを占領した。海上では我が国の艦隊をアメリカ艦隊が攻撃していたが、栄えあるわが艦隊はアメリカ艦隊に勝利した。1845年5月6日、アメリカに戦後賠償金の支払いとヒューストン割譲を提案したが、拒絶されたので、更にアトランティックシティ、マナッサス、フレドリックに兵を進めた。アメリカ政府は首都を占領されての仏墨両国との戦闘継続は不可能と判断したのか、17日、我がフランスの戦後賠償金支払いを条件とする和平提案を受諾し、第一次米仏戦争は終結した。
コーパスクリスティ購入
第一次米仏戦争終結後の1845年8月5日、メキシコから技術供与と交換にコーパスクリスティを購入した。
