（下はフラッシュ撮影したもの）
結晶系：六方晶系
産地：Alto Chapare, Bolivia
サイズ：約4cm×3cm(母岩部分含む)
購入先：小室宝飾
ポヴォンドラ電気石の化学組成式としては、
NaFe
3
Fe
4
Mg
2
(BO
3
)
3
Si
6
O
18
(OH)
3
O
という組成式を示している文献が多いのですが、
NaFe
3
Fe
6
(BO
3
)
3
Si
6
O
18
O
3
OH
という式を示しているものもあります(
オレニ電気石
のAl
3+
をFe
3+
に置き換えたもの？)。
この標本のラベルには、
Ferridravite
(第二鉄苦土電気石？)とも記されていましたが、
苦土電気石
のAl
3+
をFe
3+
に置き換えた、
NaMg
3
Fe
6
(BO
3
)
3
Si
6
O
18
(OH)
4
という組成式であるとも考えられます。
なお、苦土電気石のAl
3+
をCr
3+
に置き換えた、NaMg
3
Cr
6
(BO
3
)
3
Si
6
O
18
(OH)
4
という組成式で表されるクロム苦土電気石という電気石もあります。
